少しずつ過去の自分を
振り返ってみようと思います
私の母は
私が小学校2年生の時に病気が見つかりました
病名がいつハッキリしたのかは
私は子供だったので定かではないですが
最初の入院がその時でした
母を苦しめ続けた病気は
『原発性胆汁性肝硬変』です
肝臓の難病で完治はしません
現在私が抱えてる病気も同じです
29才の時から何度か肝臓数値が悪くなり
31才の時にこの病名がつきました
おそらく遺伝との事です
私は母の事もあって早期発見だったし
母の頃からは20年以上経っているので
すぐに命どうこうにはならないそうですが
母の時は大変でした
たぶん、発見も遅くて合併症もあったんだと思います
一度入院すると数ヶ月から1年は
家に帰って来れなかったです
母は9年間の闘病生活を過ごしましたが
その間に病院は5回~6回は変わってると思います
初めて母が入院した時
私は小学生、兄は中学生でしたから
父も大変だったと思います
幸い近くに叔母が住んでいたので
私が低学年の時は
その叔母の家でお世話になったりしていました
でもこの病気は治りません
母の身体はどんどん動けなくなっていきました
まだ低学年だった私は
母が家にいない寂しさでいっぱいで
当時は兄にべったり甘えていたと思います
中学生だった兄にとっては
低学年の妹の面倒を見なきゃいけないのは
苦痛だったかもしれない
でも当時の兄は私と一緒にいてくれました
この頃の私は兄が大好きでした
ちょっと年の離れた自慢のお兄ちゃんでした
でもいつからかな!?
兄と私では家族の立ち位置が
明らかに違うと感じたのは…
男と女
違う性別で生まれただけで
同じパパとママの子なのに
扱いが違うと思ったのは…
母の病気が進行するにつれて
私たち家族も大きく変わっていったんだと思います